ミシガン大学の第24回囚人芸術展の開催レポート

以前の記事でミシガン大学で行われているPrison Creative Arts Projectをご紹介しました。

そのプロジェクトが毎年開催している囚人芸術展「24TH ANNUAL EXHIBITION OF ART BY MICHIGAN PRISONERS」の開催報告がネットに上がっているので、いくつか取り上げてみたいと思います。

まず、会場の様子をfacebook上で動画を見ることができます。

そして、The Detroit Newsでも本展覧会が取り上げられており、作品の写真をいくつか見ることができます。

Creating art inside prison walls」(March 22, 2019 )

記事では、ミシガン州内の26の施設から、総勢574名の18歳から80歳までのアーティストによる風景画や、肖像画、彫刻作品、政治的なステートメント、刑務所のシーンを描いたものなどが展示された報告しています。

ほとんどの作品を実際に買うことができ、その収益は囚人(アーティスト)のもとにフィーがいくみたいです。

このプロジェクトのfacebookを追ってみると、ミシガン大学の芸術学部の学生が、作品についての批評を書くプログラムも実施されていて、ただ展示して売るだけじゃなく、こうした関連プログラムを企画しているあたりが熱いです。