【まとめ記事】コロナウイルス対策をめぐる各国刑務所の状況

台湾北部桃園市内にある台北刑務所でマスクを製造する受刑者(c)Sam Yeh / AFP

新型コロナウイルスの感染拡大にともない、各国が大きく揺れ動いています。注目されるのは、各国の公衆衛生や経済対策ですが、刑務所の状況はどうでしょうか。各国の刑務所に関するニュースを集めてみました。日本語記事では、アメリカ、コロンビア、イタリア、イラン、タイ、台湾などの情報が伝えられています。

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アメリカ

ロイター/Andrew Kelly,2020年3月22日撮影

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新型コロナウイルスの感染拡大を受けて非常事態宣言を出した米ニューヨーク州は9日、同州オリジナルブランドの手指用アルコール消毒液の製造に乗り出したと発表した。製造は受刑者が担当するという。(AFP,2020年3月10日)

 

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アメリカ国内で新型コロナウイルスの感染者が特に多いニューヨーク市は、刑務所でも感染が広がり始めていることから、感染すれば重症化しやすい高齢の受刑者や持病のある受刑者300人を釈放する方針を明らかにしました。(NHK,2020年3月25日)

 

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米国全土で拘置所・刑務所における新型コロナの感染が拡大し、収監者を保護するためにさまざまな措置を講じていることが報告されている。釈放された者は数千人にのぼるが、新型コロナに感染している可能性があるか、社会に感染を拡げるリスクがあるかを判定する医学的な診断は、まず行われていない。(ロイター,2020年3月26日)

 

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30日の米紙ニューヨーク・タイムズによると、ニューヨーク市内の刑務所では、これまでに受刑者167人、刑務官ら職員137人の感染が判明。職員のうち2人は死亡した。受刑者の約800人に隔離措置などが取られ、デブラシオ市長主導で3月29日までに650人を釈放した。(Daily Sun New York,2020年3月31日)

 

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米国で最大の人口を抱える州であるカリフォルニアの刑務所管理当局は3月31日、新型コロナウイルス感染症「COVID-19」の拡大を防止するため、暴力犯以外の受刑者およそ3500人を早期釈放すると発表した。(AFP,2020年4月2日)

 

コロンビア

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南米コロンビアの刑務所で新型コロナ対策の対応をめぐり、受刑者らの暴動が起き、23人が死亡した。警察と激しく衝突し、泣き叫ぶ女性たち。刑務所に収容されている家族の状況が知りたいと訴えている。
コロンビアの首都ボゴタの刑務所で、21日、新型コロナウイルスの衛生対策が不十分だと訴えた受刑者らの暴動が起き、23人が死亡した。(FNN,2020年3月23日)

 

イタリア

MIGUEL MEDINAGetty Images

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欧州における新型コロナウイルス感染の流行地となっているイタリア・ミラノの刑務所で9日、流行阻止のための新規定に抗議する受刑者らが、屋上を占拠し抗議した。(ミラノAFP,2020年3月11日)

 

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ミラノの南側近郊にあるオペラの刑務所をはじめに、直接の面会を禁止し、週に1回の電話に制限したのです。するとパレルモ、モデナ、ミラノを含む計27の刑務所で火災や暴動などの抗議が起き始めました。この抗議により2020年3月9日の時点で、6人の死者と多くの負傷者が出ています。(Esquire,2020年3月11日)

 

イラン

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イランは3日、過密状態の刑務所で新型コロナウイルスの感染が拡大しているのを受け、受刑者5万4000人以上を一時的に釈放したと明らかにした。イラン司法省の報道官は記者団に、新型ウイルスによる感染症COVID-19の検査で陰性が確認され、保釈金を支払った受刑者の釈放を認めたと述べた。また、禁錮5年以上の刑を宣告された、高度の警備が必要な受刑者は釈放されないとした。(BBCニュース,2020年3月4日)

 

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イランの刑務所内で新型コロナウイルスの感染が拡大しているとの懸念が浮上する中、イラン当局は抑止措置として受刑者7万人を一時釈放したが、イランの人権状況に関する国連(UN)特別報告者のジャバイド・レーマン(Javaid Rehman)氏は10日、対応が「不十分で遅すぎる」とイラン当局を批判した。同氏はさらにイラン当局が対応ミスを「ごまかそうとしている」とも非難した。(AFP,2020年3月11日)

 

タイ

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東南アジアのタイの刑務所で29日、受刑者たちが暴動を起こして一部が脱走し、そのきっかけが刑務所内で新型コロナウイルスの感染者が出たといううわさだった可能性があり、タイの当局が状況を調べています。2000人以上の受刑者を収容しているタイ東北部ブリラム県の刑務所で29日、受刑者たちが施設を壊したり火を放ったりする暴動があり、一部は脱走しました。(NHK,2020年3月30日)

 

台湾

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台湾の台北刑務所(Taipei Prison)。上部に脱走防止用の鉄条網が張られたフェンスの後ろでは、受刑者らが前かがみになってミシンを使った作業をしている。時間外まで働きながら製造しているのは、新型コロナウイルス感染予防のための大量のマスクだ。
桃園(Taoyuan)市内にあるこの工場では通常、囚人服が作られているが、新型ウイルスの感染が台湾に広がってからはマスクの製造を手掛けるようになった。2月中旬以降、製造されたマスクは約5万2000枚に上る。(AFP,2020年3月13日)

 

日本

松江刑務所の面会受付の様子(朝日新聞,2020年3月24日)

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新型コロナウイルスの感染防止のため、札幌刑務所(札幌市東区)が、服役前に保釈されていた人など外部から来る一部の受刑者について別棟で隔離していることが分かった。(朝日新聞,2020年3月10日)

 

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こうしたマスク着用の運用について、法務省矯正局の担当官は次のように語る。「公式の取り決めがあるわけではないのですが、保安上の観点から、受刑者にはマスクを着用させない方がよいであろうというのは関係者の共通認識だと思います。ただ、毎年のことですが、インフルエンザが流行する冬季には、それぞれの施設の判断で必要と考えられる状況になれば、受刑者にもマスクを着用させるよう、促しています。今回の新型コロナウイルスについても同様です」(NEWSポストセブン,2020年3月23日)

 

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新型コロナウイルスの全国的な感染拡大を受けて、島根県内の刑務所では受刑者らの集団感染を防ぐための水際対策に力が入れられている。特に注意が必要なのは、面会希望者らへの対応と、受刑者らが収容され、日常生活や刑務作業をする「保安区域」での対応だ。(朝日新聞,2020年3月24日)

 

追記:日本の状況(4月7日更新)

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新型コロナウイルスの集団感染が、全国各地の福祉施設や病院で次々と発生している。刑務所もそのリスクと無縁ではない。法務省は1月以降、全国の矯正施設に通知を3度出すなどして注意喚起。1日時点で感染者は確認されていないが、マスクや消毒液は少なくなりつつあり、幹部は「勝負はこれから」と気を引き締める。(産経フォト、2020年4月3日)

 

[blogcard url=”https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200406/k10012370441000.html”]

大阪拘置所の刑務官が新型コロナウイルスに感染したことを受けて、森法務大臣は受刑者40人を単独の部屋に隔離するなどの措置をとったことを明らかにし、拘置所や刑務所などでの感染防止対策を早急に強化する考えを示しました。(NHK、2020年4月6日)

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