学会発表があり福岡県博多市に行きました。
グーグルマップで刑務所を検索していたら、「旧三池集治監跡」の壁だけが大牟田に残っていることを見つけて、博多から1時間ほどかけて大牟田まで行き、見てきました。
ところどころに見える赤煉瓦の跡がありました。
三池集治監があった場所は今は高校になっています。
炭鉱労働に囚人が安い労働力として使われ、過酷な労働下で多くの死者も出ていた悲しい歴史です。
北海道の開拓監獄もそうですが、近代日本の発展を支えたのは囚人ですね。
付近には炭坑の跡がいくつかあったので、宮原坑にまず歩いて行ってみると、ボランティアガイドのおじいちゃんが、懇切丁寧にその歴史を解説してくださり、私一人のために炭坑節まで披露していただきました。
さらにもう一つ、万田坑まで歩き、炭坑跡ツアーをしてしまいました。